当会で学ぶ太極拳の中身
●どのような中身なのか
太極拳は、軽めのエクササイズの代用品とは少し違います。
練習の中心となるのは、型を繰り返し、身体の軸を練り上げる作業です。
型を覚えるのは、目的ではなく、目的に向かう為の乗り物を作る行程。
これは、運動神経の良さや、柔軟性の高さがアドバンテージにはなりません。
慎重に、愚直に、コツコツと積み重ねる。集中力が道を開いてくれます。
本当に大事なものは、目にみえず、手にとれないものと思います。
こう動く意味は?、力の伝わる道筋は?、気の流れとは?
真面目に取り組むほどに、沢山の疑問が生まれてきて、
太極拳理論の学習も必要になってきます。
膨大な学問の一種であり、学んでも尽きることなく、
知的好奇心を大いに刺激されるのではないでしょうか。
〇呼吸と動作の一致を学び、基礎的な体力を身に着ける「八段錦」
〇練習に必要な歩形(立ち方)を身に着ける「五歩拳」
〇世界中で最も普及されている共通言語としての「二十四式太極拳」
まずは、この三つの型を覚えていくことで、
「調身」 「調息」 「調心」を理解し実践できるようになります。